IRIS Optronics、31.5インチ屋外用ディスプレイとペロブスカイト内蔵屋内用ソリューションにより、Infinity®太陽光発電式ChLCD電子ペーパー技術を新たな高みへ

【台北、2026年8月20日 / PRNewswire】 フルカラーコレステリック液晶ディスプレイ(ChLCD)電子ペーパーの業界をリードする開発企業であるIRIS Optronicsは本日、31.5インチの大型屋外用商用ディスプレイを含む、Infinity®太陽光発電式ChLCD電子ペーパーシリーズの大幅な進展を発表しました。この31.5インチディスプレイは、現在市場で入手可能な同サイズの製品のうち、唯一量産可能な製品です。同時に、同社は屋内表示向けに、ペロブスカイト発電機能を組み込んだChLCD電子ペーパーソリューションを開発しました。さまざまな光源下で効率的な光電変換を実現するペロブスカイトの能力と、ペロブスカイトとの統合に適したChLCD電子ペーパーの光透過性を組み合わせることで、この統合ソリューションは、低照度の環境光も効率的に電力へ変換できます。照度400ルクスの屋内照明下で、IRIS Optronicsの10インチ屋内用Infinity®ディスプレイは、24時間で電子ペーパーディスプレイを1日4回更新するのに十分なエネルギーを生成できます。この技術には、エネルギー消費量と二酸化炭素排出量を削減しながら、より環境に配慮した持続可能なディスプレイを実現する可能性があります。
「Infinity®ディスプレイの開発初期段階では、当社のChLCD電子ペーパー技術は、直射日光下で鮮明かつ鮮やかな発色性能を発揮することや、太陽光発電機能を統合できることなど、屋外用途での強みで知られるようになりました」と、IRIS Optronicsの会長兼CEOであるAlbert Liao博士は述べました。「大型屋外用商用ディスプレイの需要が拡大し続ける中、当社はこの市場機会に対応するため、量産可能な31.5インチ製品の開発に成功しました。」「同時に、当社は屋内商用ディスプレイ用途に向けたInfinity®技術の開発も積極的に進めています。ペロブスカイトは幅広い照明条件下で発電できるため、低照度の屋内光に伴う課題の解決に役立つ可能性があります。その高い光電変換効率を活用することで、屋内用Infinity®ディスプレイの自己給電能力をさらに高め、商用環境向けに、より持続可能なソリューションを提供できます。これにより、Infinity®は屋内市場と屋外市場の双方に対応しながら、エネルギー効率を継続的に向上させることができます。」
IRIS Optronicsは、ChLCD電子ペーパーモジュール内にペロブスカイト太陽電池フィルムを組み込み、従来の黒色バックシートを置き換えています。この設計は、より洗練された外観を実現するだけでなく、表示機能を維持したまま入射光を電力へ変換できるようにし、電子ペーパーのエネルギー自立性をさらに高めるとともに、自己給電型ディスプレイやスマートIoTソリューションの革新的な用途を切り開きます。
ペロブスカイトは、特徴的な結晶構造を持つ太陽光発電材料の一種です。従来のシリコン系太陽電池と比較して、ペロブスカイトは光吸収係数が高く、より薄い膜でも光を効率的に吸収できます。また、光電変換効率が高く、低温で加工でき、製造コストも低いという利点があり、次世代太陽光発電技術における重要な開発分野となっています。
アイリス・オプトロニクスについて
アイリスオプトロニクス(IRIS Optronics)は、2012年に台湾・台南市で設立されました。独自のコレステリック液晶(ChLCD)を用いたフルカラー電子ペーパー技術を中核とし、ディスプレイソリューションの製品化、システムインテグレーション、パートナー企業とのエコシステム構築、グローバル市場への展開を推進しています。 世界初の超広色域フルカラー電子ペーパーディスプレイをはじめ、先進的なChLCDフルカラー電子ペーパーと光電子工学を融合したソリューション、大型ディスプレイを構築できるモジュール型ディスプレイなどを提供しています。 当社の製品は、屋外交通、医療・ヘルスケア、小売・ライフスタイル、芸術・文化・教育など、幅広いスマート分野で活用されています。都市、企業、そして日常生活における「グリーンディスプレイ」の導入を促進し、従来の紙媒体に代わる持続可能なディスプレイソリューションを通じて、より豊かな暮らしと持続可能な社会の実現に貢献しています。 アイリスオプトロニクスは、「誠実・責任・革新・利他」を企業理念の中核に掲げ、フルカラー電子ペーパー産業のアライアンスプラットフォームの構築に取り組んでいます。製造設備、材料、IC(集積回路)、システムなど、幅広い分野のパートナー企業と連携し、産業全体の高度化を推進しています。 また、ビジネスニーズとESG基準の双方に対応する革新的なソリューションを提供することで、ディスプレイ産業のグリーンイノベーションを牽引してまいります。







