27.6インチの屋外用フルカラー広告表示のデジタルサイネージアップグレード版を同時に発表し、大型カラー電子ペーパーの限界に挑戦します
2024年8月12日、台北より】世界的なコレステリック液晶技術のリーダーであるアイリス・オプトロニクス(虹彩光電)が、アメリカの液晶ディスプレイ技術の大手企業と提携することを発表しました。KDI(ケント・ディスプレイ Kent Display Inc.)及び溢洋光電(Ebulent Technologies Corp.)共同で戦略的提携契約を締結し、今後三者はアメリカに合資会社を設立するだけでなく、技術開発、ビジネス協力、資源統合、知的財産の配置など、複数の戦略的目標に向けて密接かつ先見的な深い協力を展開する予定です。コレステリック液晶技術を活用し、各種応用分野を結びつけ、各自の強みと資源を通じて、製品のグローバルな展開と市場規模の拡大を図ります。一方、アイリス・オプトロニ(虹彩光電)の廖奇璋会長は契約式において、虹彩光電が「27.6インチの屋外フルカラー広告表示スクリーン」の仕様をアップグレードしたことを発表しました。Touch Taiwan の展示会で紹介された製品はコントラストが2倍に強化され、色彩の飽和度がほぼ50%向上しています。
KDIはコレステリック液晶技術の創始者として、長年にわたり液晶材料の開発、駆動法、電子工学、さまざまな先進技術に多大なリソースを投入し、業界において揺るぎないリーダーシップを確立しています。さらに、KDIは多様で広範な販売ネットワークを有し、長年にわたって展開しているコレステリック液晶の手書きのメモパッドである「Boogie Board」は、世界市場において高い評価とブランド認知度を誇っています。アイリス・オプトロニクス(虹彩光電)の廖奇璋会長は、「アイリス・オプトロニクスとKDIは長期にわたり密接な技術協力関係を維持しており、今回の戦略的提携と合弁会社の設立は、両者の協力を深める重要なマイルストーンであり、アイリス・オプトロニクスがグローバル市場への展開を加速する助けとなるでしょう」と述べています。
アメリカ時間の9日に行われた契約締結式では、KDIの現執行長であるアサド・カーン博士(Dr. Asad Khan)が契約の代表者として出席し、世界的に有名な液晶技術のリーダーであるKDIの共同創設者ウィリアム・ドーン(William・Doane)博士この会見に立ち会った殻が「アイリス・オプトロニクス(虹彩光電)がコレステリック液晶技術を発展させ、多様な製品ラインを展開していることを非常に嬉しく思います。今後、両者が技術面で相互に支援し、特許資源を共有し、供給チェーンの統合による相乗効果を享受できることを期待しています。また、堅固な技術基盤の上に立ち、共により先進的で革新的なブルーオーシャンの領域へと進むことができ、電子ペーパー産業の発展に寄与できることを願っています。」
最近、虹彩光電は革新的な製品を次々と展開しており、2023年には「InfinityDisplay®」が発表されました。環境に優しいディスプレイソリューションや今年初めて発表された「MingDisplayTM」ソリューション、いずれも顕著な成果を示しています。さらに、技術の統合、アプリケーションの拡大、異業種とのコラボレーション、戦略的な投資においても、着実に頭角を現し、ますます多くの戦略的なパートナーシップを形成しています。今回のアメリカのKDIとの戦略的な提携は、電子ペーパー業界の将来に新しい可能性を開くものとなるでしょう。
アイリス・オプトロニクスについて
アイリス・オプトロニクス(虹彩光電股份有限公司)は台湾の台南市の樹谷園区で設立され、カラー電子ペーパーの重要な製造プロセス、設備、システムおよび革新的な応用の開発を行っています。また、カラー電子ペーパーの産業プラットフォームを構築することに尽力しています。この環境に優しい新しい産業が、提携企業の設備、材料、ICおよびシステムなどの産業のアップグレードを促進し、新たな革新価値を生み出すと確信しています。
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